『白と黒のスプーン~料理階級戦争~』は、Netflixで2024年に配信された話題の料理番組です。番組のコンセプトは、著名なシェフたち(白さじ)とまだ名が知られていない挑戦者たち(黒さじ)が料理の腕前を競い合うというものです。
おまかせ1号はこの番組に出演する黒さじのシェフ、キム・ミリョンさんのニックネームで、番組内では優しい韓国のお母さんの雰囲気が全面に出ています。「이모카세(イモカセ)」とは「이모(イモ:おばさん、おばちゃん)」と「おまかせ」を掛けた言葉です。
今回はおまかせ1号が味わえるお店を調べてみました。
白と黒のスプーンとは
番組では、まず黒さじシェフ同士が競い合い、選ばれた20名が白さじシェフと対戦します。白さじシェフは、ミシュラン星付きレストランのシェフや有名な料理コンテストの優勝者など、すでに名声を得ている料理人たちです。一方、黒さじシェフは人気店のオーナーや新進気鋭の料理人たちであり、彼らもまた高い技術を持っています。
この番組では、韓国社会における階級意識や料理業界の現状に対する興味深い視点を提供しており、特に「スプーン」の色による階級分けは、韓国文化に根ざしたものであると言われています。視聴者は料理だけでなく、社会的なテーマにも触れることができることが人気の理由と感じます。
さらに出演しているシェフのお店、特に黒さじシェフのお店への関心が高まっていることも注目されていて、韓国では店に予約が殺到し、一部では行列ができるほどです。さらに、番組内で紹介された料理が実際の商品化されるなど、経済的な影響も見られます。
『白と黒のスプーン』は単なる料理対決ではなく、視聴者に感動や興奮を与える新しい形のエンターテインメントとして、多くの人々に支持されています。
おまかせ1号の店はどこ?
その日の新鮮な材料と旬の食材を使用したイモカセ料理居酒屋を経営しています。
店名 즐거운술상(チュルゴウンスルサン)
- 住所 ソウル特別市道峰区魯海路341(Seoul, Dobong-gu, Chang-dong, Nohae-ro, 341 신원리베르빌 117호)
- アクセス:倉洞駅
- 営業時間:17:00~20:00
メニューはおまかせでひとり5万ウォンのみ。
いろいろな韓国のお惣菜が所狭しと並んでいます。
どれも美味しそうです!!
白と黒のスプーンを観た方もお店に行きたいという声が多数上がっています。
わたしもひたすら飲み食いしたい!!
キム・ミヨンさんとは
番組内での『人生を表す料理』をテーマにした対決で、韓国を代表する麵料理『安東グッシ』を作ったキムさん。
幼少の頃、父の事業の失敗と重い病が続き、母が市場の隅で麺料理の屋台を開きましたが、しばらくして母も病を患ったために仕方なく自身がそれを学び、店を切り盛りしてきたそうです。
幼いころは店で食べるのも嫌いで、やむなく覚え始めた麺料理でしたが、おかげで家族を守ることができ、自身の店を構えるまでに成長できた安東グッシは恩人だと語っていました。
このエピソードを聞いて、韓国に行ったときは絶対にこの麵を食べたい!!と感じさせてくれました。
まとめ
今回の記事では 白と黒のスプーン いもかせ1号のお店はどこ?について調べてみました。
他の黒さじシェフの店と比べてもリーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられそうで日本からの観光客も多そうな気がしますね。
チュルゴウンスルサンに行って、韓国を満喫したいです。
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