音楽プロデューサー、ラッパー、実業家のディディ(P・ディディ、本名ショーン・コムズ)が、「性的人身売買」などの容疑で逮捕されました。ディディによるドラッグを使ったパーティの常連疑惑が浮上したセレブも多数おり、「ディディ・リストに入っているセレブたちは生きた心地がしないだろう」とアメリカのメディアやファンの間で大きな関心を呼んでいます。
この事件について調べてみました。
P Diddy(ディディ)ってどんな人?
- 本名:ショーン・コムズ
- 別名: ショーン・パフィ・コムズ/パフ・ダディ・P・ディディ・ディディ
- 生年月日:1969年11月4日
- 年齢:54歳(2024年10月現在)
- 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市のハーレム地区
- 職業:音楽プロデューサー、作詞家、アレンジャー、ファッションデザイナー、俳優、MC
2024年9月16日に逮捕
ディディは
「性的人身売買」
「ラケッティアリング(違法行為による不正商売)」
「売春斡旋」
この3つの起訴内容で逮捕されました。この他にも、誘拐や強制労働、贈収賄などの疑いもあるとのこと。
検察側はディディを犯罪集団のリーダーと見なし、彼が日常的に女性に対して暴力的な威嚇を行い、男娼と共にドラッグまみれの乱行パーティに参加させており、極めて組織化されたパーティーだったようです。
今回の逮捕の前に元恋人をはじめ、複数の女性から暴力やレイプの訴えが出ていましたが、ディディは否認を続けてきましたが、今回はいよいよ逃げきれず、現在は未成年を含む120人が性的暴行を告発しています。
逮捕後、悪名高きブルックリンのニューヨーク索矯正局の留置場に勾留され、5000万ドル(約70億円)の保釈金と、国外逃亡しないとして自分だけでなく母親、幼児を含む7人の子どもたちのパスポートも提出すると申し出たものの、保釈は却下されました。また、自殺の恐れがあると特別な監視をつけられたことも報じられ、「ジェフリー・エプスタインと同じパターンになるか」と注目を集めています。
謎のパーティー『フリーク・オフ』
パーティーの内容とは
17日、ニューヨーク州南部地区の連邦検事が開い会見で明らかになったのは下記の通り。
- ディディはフリーク・オフと呼んでいた乱交パーティを計画し、参加者たちに自分の思い通りに性行為させ、それを録画していた。
- 何日間も続くことがあったフリーク・オフにはたくさんのセックスワーカーが参加していた。ディディは参加者にケタミン、エクスタシー、GHBを配り、薬物の影響下に置くことで従順にさせた。
- 自分の思い通りにならないと暴行を振るい、精神的にダメージを与えるような暴言を吐いた。
- 男性セックスワーカーたちと性行為をするよう、被害者たちに強要・脅迫をした。
- ドラッグからの体力回復を促すため参加者に点滴を打たせたり、ホテルで開催された際にはディディのスタッフに部屋を清掃させていた。
- フリーク・オフに使用するベビーオイルが家宅捜索で1,000本以上発見された。
想像を絶する内容で、言葉が出ないですね。
パーティー参加者は?
ネット上では「ディディ・リスト」なるパーティー招待客リストが拡散されており、そこには
ドレイク、オプラ・ウィンフリー、ジェイ・Z、ビヨンセ、ケヴィン・ハート、レオナルド・ディカプリオ、アシュトン・カッチャー、パリス・ヒルトン、マライア・キャリー、ジェニファー・ロペス、ミーガン・フォックス、P!NK、キム・カーダシアン、ジェイ・Z、ナオミ・キャンベル、アリシア・キーズ、スウィズ・ビーツ、ドクター・ドレイなどなど、セレブの名がずらりと掲載されています。
フリーク・オフに参加する大物セレブは、さすがに少なかっただろうとみられてはいますが、フリーク・オフのことを知らなかったはずはないとして大炎上。
特に仲がいいとされているビヨンセは今回のディディの逮捕後に自身のインスタフォロワーを100万人失ったと言われています。
また、レオナルドディカプリオは、ディディ逮捕後にパリに雲隠れをしているようです。
ジャスティンビーバーは被害者?!
15歳の時、YouTubeチャンネルの企画でディディと48時間を過ごしたジャスティン・ビーバーもディディに性的詐取された被害者だとされています。
今回の逮捕後、FBIがディディ宅を家宅捜索した際に地下トンネルを発見しており、『人身売買』にも使用していたと見らています。
そして何よりも恐ろしいのがこのトンネルがマイケルジャクソンの家にも繋がっていたという記事も出ており、ディディのことを訴えようとしたマイケルジャクソンが殺害されたという噂まで流れています。
アメリカ大統領選にも影響?
イーロン・マスク氏のXに
『音楽・エンターテイメント業界の人のうち、このことを知っていた人は何人いるでしょうか?』
とツィートしました。
さらにイーロン・マスク氏はインタビューにて、トランプ大統領が当選するとディディを含めたエプスタイン等の資料が大量に出てくることになり、ついにビル•ゲイツも逮捕される可能性がある。その影響で富裕層がこぞってカマラ•ハリスを支援しているから人気があるように見えると話しています。
本当に闇深い事件であることが分かりましたが、一方で日本のメディアではあまり取り上げられていないことが不思議に感じます。
やっと落ち着いてきた旧ジャニーズ問題を思い浮かべてしまう人がいるからなのでしょうか。
まとめ
今回は『P Diddyは何をしたの?噂のパーティー参加者は著名人だらけ!』として、ディディの逮捕が波紋となっている事柄について調べてみました。
仲が良かったセレブたちは今まさに「自分も巻き込まれるのではないか」「イメージダウンになるのではないか」と戦々恐々としているかと思われます。
この事件については今後も注目していきたいと思います。
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